【散歩部】北八ヶ岳・にゅう 20100904
9月 6, 2010 1:06 pm 山, 散歩
お達者倶楽部の面々で、北八ヶ岳に行ってまいりました。
1泊2日の第1日目は、苔むす原生林が素晴らしい白駒池〜ニュウを歩きます。
動画サイト見つけましたんで、よかったらドゾ。
山上の楽園 北八ヶ岳 白駒池と苔の森|事典tv
諏訪ICからR152を経てR299、通称メルヘン街道を麦草峠方面へ。
カーブを曲がるたびに、みるみる下がる車載温度計の表示気温!
23℃くらいまで下がったんじゃないかな…(あれ、17℃だった気も?)
おばあちゃん、これだけでもう満足だよ…(え
駐車場から、大層歩きやすい砂利道を10分あまり歩くと、白駒池の青い水面が見えてきます。
遊歩道の両側は、青々と苔むした原生林。むむむ素晴らしい。
青苔荘(せいたいそう・本日おばあちゃん1が宿泊する山小屋)を過ぎると、周囲の緑が一層濃くなります。
行路は木道で確保されているけど、植物や地衣類の静謐な世界にずかずかと踏み込んで行くようで、何だかとても申し訳ない気分。
苔のじゅうたんは見るからにふかふかで、厚み=年月の重なりを感じさせます。
…。
山歩きの最中って、色んな考えが脈絡もなく浮かんできたりすんですけど、こういう「あるがままの美しさ」を目の当たりにして心が揺さぶられると、ボーッと気ままに暮らしてて、おそらくまったく社会の役に立ってない自分でも、まぁいつか何かの役に立ったり、誰かの心に響いたりするのかもしれないなーと、思えたりするのでした。
木道を進みますと、パッと視界が開けて白駒湿原に出ます。
ちょっと広い畑くらいの規模ですが(失礼)、実はココ、ワタスゲが群生してるらしいよorz(綿毛の季節は6〜8月)
ここから先は上り。木の根と苔むした岩の合間を縫って頑張っていくと、だんだん頭上の木々の丈が低くなっていき、やがてポカッと稜線に出ます。
そっから左を向くとニュウ山頂。山頂だけちっと岩場。
正面には山と街と富士山(!)を臨む、晴れ晴れとした景色が広がります。
さらに、ニュウ山頂からは360°のパノラマ! うっひょ〜w
南側は切り立った崖なんで、ややビビりつつも小一時間小休止。
ニュウ山頂でやっとケータイ(FOMA)のアンテナが立ったので写真などうp。
そういえば、車中の「スキーやってるヒトがドキュモじゃないなんてアリエナーイ」発言の直後、白駒池入口駐車場でauが「バリ2」((c)ネ申)に対し、FOMA圏外でイキナリ平謝り、という悲しいお知らせもございました…。
ニュウからニュウ分岐までは、比較的緩やかな尾根道です。
で、ニュウ分岐から中山までは、けっこうな岩場の急登アリ。
手持ちの『ヤマケイアルペンガイド』には逆回りのコースが載ってたけど、穏やかな尾根道は上りに使いたいし、中山→ニュウ分岐はたぶん要クライムダウン。
ちなみに、中山展望台まで行っちゃうと、東側の眺望がなくなるので、縞枯れが美しい稲子岳の眺めは、中山までの上りの間に振り返って楽しむべし!
中山展望台で、後発隊が高見石に向かっているというメールが入ったので(ケータイってホント便利なな〜)ゴゴッと高見石に向かって下ります。
基本、下りは苦手意識があるんですが、「小股で体重移動を少なめにすれば、ミス(滑ったり)は次の一歩でフォローできる」ことが身に付いてきた感じ。
スキーでコブ斜面滑ってるときと似てるのねん。
が、油断は禁物なので、今後も気を引き締めていこうと思っておりますハイ。
高見石小屋でとうきびを喰らうおばあちゃん達と合流。
が、その後ろに聳える高見石に唖然。何この岩場!!「ペンキ印を辿って岩場を渡る」ってこういうことか……ヒーーー!
あまりにも動揺していたようで、高見石全景の写真を撮っておりません…orz
(なので、ご興味のある向きは画像検索してけろ……)
同行者曰く「普段と明らかに動きが違って」キョドってたそうですトホホホホ。
下りに続き、新しい苦手種目が登場しました…クリアできる日は来るのだろうか…
高見石からはガツガツと下って再び白駒池へ。
西側の遊歩道は池にほど近く、水面を渡る穏やかな午後の空気を満喫。
途中で青苔荘に向かうおばあちゃんと別れ、駐車場でごほうびのアイスを食して、コンビニを探してウロウロした挙げ句仕方なく土産物屋でパンやカップ麺をゲット、マイミクさんとこの保養所(いいとこであった)に向かったのでありました。
ビール→風呂→食事→マッサージチェア(無料!)→21時撃沈w
本日のメニュー:総歩数19,255歩
白駒池入口(駐車場500円)→(15分)白駒池→(35分)白駒湿原→(1:15分)→ニュウ→(55分)ニュウ分岐→(30分)中山展望台→(40分)高見石→(30分)白駒荘→(20分)白駒池入口
●写真はふりっかでドゾ。