【ロード2010 九州】雲仙→島原20101028

1010-11 ロード九州, , 散歩, 旅行 【ロード2010 九州】雲仙→島原20101028 はコメントを受け付けていません
20101028141624.jpg 20101028161106.jpg 20101028174431.jpg

今日は雲仙登山…と思いつつ、夜半から強風が吹いていて、
ロープウェイが運休になったりしていたので、
上がるかどうか悩んでスタートが9時半になってしまったorz

まずはロープウェイ山頂駅のある妙見岳へ。
風の直撃しないコースに登山道が切ってあるので、
意外とあっさり上がってしまった…。
スタートが遅いので、国見岳はパスして普賢岳へ。
火砕流・土石流で甚大な被害をもたらした、
平成新山の山頂が手の届きそうな近くに見えます。

風も強かったし(ただし一番強風が吹いてたのは有料道路上の仁田峠駐車場)
そろそろ長旅の疲れが少々足にきてるとこでしたが、
標高差300mくらいをウロウロするあんまキツくない登山で、
さらに普賢岳→仁田峠駐車場は途中から遊歩道ちっくな
歩きやすい道だっので、非常に気持ちよく散策できました。

汗を流しに立ち寄った雲仙の小地獄温泉は、
天井が高くて広〜い、木造の六角形の浴室の半分が湯船。
高いとこに穿った窓から、風が木々の枝を渡っていくのが見える、
素敵な乳白色の硫黄泉でした。

その後、たまたま立ち寄った道の駅みずなし本陣ふかえで、
普賢岳噴火時の土石流に埋まった保存家屋を見学。

島原城では、隠れキリシタンと普賢岳噴火の資料を見学。

さて、スケジュール的にそろそろお尻に火がついてきたので北上開始。

島原半島から佐賀に向けて走る途中、
美智子(カーナビ、データが古い)もビックリの
「堤防道路」という道が新設されていて、
20kmくらいのショートカット。

すんごい夕焼けの中、美智子によれば海の上をまっすぐ走る8.5kmの道…。
あ、コレ、件の諫早湾干拓堤防道路か。

うむむ、本日も、図らずも色々考える日になりました…。

【ロード2010 九州】くじゅう登山・その2 201 01022

1010-11 ロード九州, , 散歩, 旅行 【ロード2010 九州】くじゅう登山・その2 201 01022 はコメントを受け付けていません
20101022095323.jpg 20101022133457.jpg 20101022170347.jpg

本日は朝風呂(ウヒヒ)朝食の後、朝イチで大船(と書いてたいせんと読む)山に上りました。
薄曇りでなかなかうまく写真が撮れなかったけど、
時々サッと差す日の光に紅葉が燃え上がるように輝いて、
それはそれは綺麗でした…。

山荘に戻ってお弁当を食べた後、
ゆんべ同宿のおじちゃんに「あなたなら大丈夫だから」(何を根拠に?)と
強く勧められた久住山行きを決行。

これ、しかも星生山南面(紅葉がキレイ)を巻くルートなので、
上がって来たのと違う登山口に出ちゃう…。
バスがなかったらヒッチハイクしなさい、て、できないよww

山荘裏と久住分かれ手前の上りで死にそうになりつつ、ひたすらガツガツ歩いて、
1.5リットル用意したハイドレのポカリも切れ(水の予備は持ってたけどね)
最後の1kmのコンクリ階段下りと園児の集団にやられww
1日4便しかないっぽい?牧の戸→くじゅう登山口のバスに奇跡的に乗車。
おお、我が相棒ボロボ君よ、1日ぶりだな!

夕刻、阿蘇リベンジということで大観峰へ。
美智子(カーナビ)が久々にウソを教えやがって、
到着したのは展望台に近い駐車場のゲートがしまる5時ちょうどorz
うわ〜ん展望台まで超遠いよ〜今日どんだけ歩けばいいのよ!
ちなみに23時現在、ケータイ付属の万歩計は31998歩を表示しております…

でも、マジ泣きしながらも行って良かったよ展望台。
阿蘇五岳と外輪山(大観峰とか)の間に
田畑や町が伸びやかに広がってるのが一望できます。

その後は、ミルクロード等経由で東へ。
美智子がさっきのお詫びのつもりか、
非常に気持ちいい道を勧めてくれて、
夕暮れ時、右手に阿蘇五岳、左手にはくじゅう連山のシルエットが浮かぶ中を、
ススキが風にそよぐ音を聞きながらの最高のドライブとなりました。

本日の教訓:バスの時刻表は事前に調べておけ。

【ロード2010 九州】くじゅう登山その1・2010 1021

1010-11 ロード九州, , 散歩, 旅行 【ロード2010 九州】くじゅう登山その1・2010 1021 はコメントを受け付けていません
20101021102108.jpg 20101021115518.jpg 20101021204704.jpg

今日は朝から小雨のパラつく天気でしたが、
あまり霧は出てないようで視界も悪くないので、
予定通りくじゅう山中に突入。

遠景はないけれど、道標や登山道がはっきりしていて
長者原から坊がつるまで問題なく上がって来られました。
つか山荘の前を林道が通ってますけど…
そうかここ、キャンプ場もあるんだった〜頑張った俺の2時間半〜!

昼前に法華院温泉に到着、今日は景色もナンだしゆっくりしよう!
ということで、まず温泉を頂いた後(宿泊者は朝7時まで入浴可!)
『岳』12巻と『神々の山嶺』(谷口ジローの漫画版)全5巻読破ww

夕食後は同宿のおじさま方にとっつかまったりしましたがw
皆さん一様に「明日は晴れる!」とワクワクしてらっしゃる様子。
楽しみだな〜ともっかい温泉を頂き、就寝。

写真3の山荘オリジナルTシャツ、フツーに買いましたが
売店のお兄ちゃんいわく、超絶不人気で「僕がレジにいる時売れたの初めて」
皆さんアハハと笑ってスルーだそうです。なんで?

【ロード2010 九州】阿蘇→黒川温泉20101020

1010-11 ロード九州, , 散歩, 旅行 【ロード2010 九州】阿蘇→黒川温泉20101020 はコメントを受け付けていません
20101020085335.jpg 20101020161120.jpg 20101020190557.jpg

今日は午後から天気が崩れる予報なので、急ぎ阿蘇の火口を見学した後、
砂千里をぐる〜〜〜っと反時計回りに巻いて、旧火口上の中岳に上りました。
(念のため山頂駐車場の係員のおばちゃんに、この天気で上っても大丈夫か確認した)

往復2時間で行って帰って来られるっちゃ来られるんですが、
稜線に上がるまでのザラザラの上りがちょっと泣ける…。

下りて来た直後にあたりが真っ白になっちゃったので、草千里とかはまたにして移動。
登山の後は温泉ですよね!ということで、ちょっと北の黒川温泉へ。

山あいの小さな温泉郷ですが、24カ所の露天風呂の中から3カ所入れる、湯巡り手形1200えんで有名。
黒川荘(薄乳青色)、やまの湯(オレンジ色の沈殿物)、
山みず木(湯葉状の湯の花、透明だが湯船は黒く変色)にの3カ所に行きましたが、
どこも実に立派できれいな設備で、お客さん入ってんだな〜って感じ。
特に、温泉街から離れた所にある山みず木は、
爽やかな渓流のすぐ脇に湯船がしつらえてある素晴らしいお風呂でした。

シメに、山みず木売店の看板猫をモフらせていただきました。
自分から「撫でろ!」と寄ってくるぬこ、久しぶり。
ああ目がかゆいけど幸せ〜
↑猫毛アレルギー

露天風呂とぬこを満喫した後、今度は小国のそばを…と思ったのですが、
どうやら讃岐うどんと一緒で、夜はやってないらしいorz
仕方ないので小国豚のトンカツで我慢してやった←失礼な、おいしかったです

【ロード2010 九州】開聞岳→指宿→知覧20101016

1010-11 ロード九州, , 散歩, 旅行 【ロード2010 九州】開聞岳→指宿→知覧20101016 はコメントを受け付けていません
20101016130718.jpg 20101016140456.jpg 20101016170627.jpg

今朝はどピーカンの中、開聞岳に上ります〜
山頂の標高は1000mないんだけど、
登山道が山を時計回りに4kmも巻いてて、
さらに七合目から上は岩場なので、
上り2時間、下りも1時間半かかっちゃった(汗

その代わり、山頂からの眺めは360°のパノラマ!
今日は屋久島まで見えてましたが、コレけっこうラッキーだそうです♪

写真1はJR日本最南端の西大山駅にて。
何でも“日本最南端”て付けりゃいいと思ってるだろ!!
↑ここ数日このツッコミばっかw

韓国岳登山より足にキたので、ここはキョーレツな温泉を!ということで、
指宿へ砂むされに行きました。
係のおばちゃんやお兄ちゃんが、
顔にかからないよう上手に生き埋めにしてくれま〜す☆
ちなみに、カメラを足下に置いとくと撮ってもらえます。
15分頑張ったけど、お尻に火がつきそうになったので退散。
いや〜めっちゃあったまった〜。

遊びまくった本日のシメに知覧へ。
ここには特攻隊の平和記念館があります。
遺品や遺書の展示を顔写真と見比べるうちに、
ついウルッと…。

東シナ海の夕映えを眺めながら車を走らせつつ、
この美しい世界と決別して「お国のために」と散っていった、たくさんの若い命、
彼らは最期に何を思っただろう…などと悲しい気持ちになりました。

ここ10年くらい、日本なんかどうなってもいいやと思ってたけど、
なんか、もうちょっと真面目に考えなきゃダメだな。うん。

【ロード2010 九州】えびの高原あたり20101014

1010-11 ロード九州, , 散歩, 旅行 【ロード2010 九州】えびの高原あたり20101014 はコメントを受け付けていません
20101014095036.jpg 20101014135338.jpg 20101014144734.jpg

今日は朝イチで山登り…のハズが、のんびりしてたらスタートが9時半になっちゃったorz

公園管理のおじさんに聞いた通り、登山道はオープンで、雨の翌日なのにぬかるみナシ。
二合目までは林の中、五合目までが割と急で、六〜七合目のみなぜか赤土。ほぼ標準タイムでのんびり上り、山頂で小一時間火遊びなど。

ホントは高千穂峰の方まで縦走できるんだけど、
春に途中の新燃岳が小噴火を起こしたので、現在縦走禁止。
関西からフェリーで日帰り縦走(!)しに来るお客さんが激減だそうです。

時間も遅いし天気もイマイチ雲が上がってきちゃったので、
高千穂峰はまたにして、新湯温泉新燃荘へ。
コチラ国民宿舎併設ですが、乳青色の露天は何と混浴!
…ビビるなかれ、女性の内湯から露天への出口に、無料で使えるバスタオルがかかってます!
長湯厳禁とのことなので、ささっと頂いて退散。すごくいい湯だた。

次は生駒高原のコスモス畑へ。
けっこうな広さで、グルグル歩き回ってキモ活wもしてww楽しかったですwww

【散歩部】秋の涸沢で紅葉狩り20101001-02

, 散歩 【散歩部】秋の涸沢で紅葉狩り20101001-02 はコメントを受け付けていません


散歩部有志4名で、上高地の奥の穂高連峰の懐、涸沢へ紅葉狩りに行ってまいりました。
紅葉全開にはまだ多分一週間ほど早い感じかな?
金・土だったこともあり、ピーク時の「山小屋のふとん一組に4人で寝る」感じの混雑ぶりはなく、好天にも恵まれて、盛りだくさんで楽しく遊んで帰ってきました。

●1日目:総歩数27,158歩
予定通り朝5時に沢渡駐車場に着くも、まだ満天の星空が広がってるので、ヨワヨワの一行wは夜が明けるのを待ってタクシーに乗車。
地元の皆さんに話を聞くに、どうも明後日は天気が悪くなりそうなので、この時点で涸沢から上に行くのは諦め、1泊2日で帰ることに決定。
ていうか、涸沢から上て、いったいドコに行こうとしてたんだコラ。

まずは半分寝ながら林道の尽きる横尾まで約3時間、頑張って歩く。
ほぼ平らなのでラクチンと思ってたけど、長くて正直飽きる…ナルホドw

横尾から本谷橋までは時々離合不可になる程度の緩やかな登山道、…に入ったすぐのトコで、おばあちゃんのうなじにデッカイ虫がたかる!
生え際にもぐって出てこないので、彼氏だししょうがないか、と放置…するワケにいかないので、試行錯誤の挙げ句デコピンで排除。
ハチかと思ってたけどアブだったらしい。いずれにせよ刺されなくてヨカタよ。

本谷橋にてコーヒーブレイク、こっからは本格的な上りになるけど、手を使うようなトコはナシ。
上りはツライけど、景色がどんどん変わるので励みになる!
本日のポイント:

  • 下ってくるヒトに「行ってらっしゃい!」と満面の笑みで言われると嬉しい
  • ネ申の“お笑い千本ノック”が上りで発動するとマジで苦しい
  • “涸沢小屋のテラスを作った”おじさまご一行様と抜きつ抜かれつ
  • 栃木?在住の外国人ファミリーと抜きつ抜かれつがヒュッテまで続く。ファミリーのママ(日本語超堪能・めっちゃ愉快な方)曰く、
    • 下りてくるヒトに「もう少しですよ〜」と言われるとムカツクw
    • ヒュッテ着時に最後尾だったヒトがビールをおごること!ww

てなワケで、ゲラゲラ笑いながらいつの間にかヒュッテに着いててワロタ。

念願の“涸沢ヒュッテ名物おでん”を生ビールでいただき、夕食時には“涸沢氷河ワイン”(山梨県産w)で乾杯し、星空を眺めていたら、星に詳しいおばさまに色々教えていただき、仕上げに貸しテントで軽くワインを引っかけて、大層いい気分で8時頃撃沈。

●2日目:総歩数31,323歩
4時頃、向かいの小屋に泊まってたおっさん達の大声で目が覚める。早朝から容赦ねーな。
んんー首から肩にかけてバリバリ痛い。枕はちょっと考えないといかんな。
モゾモゾと支度をし、5時半過ぎにテラスへ移動。おおーもう売店が開いとる!モーニングコーヒーをいただきつつ、モルゲンロートを待つ。
6時ちょっと前、山々がバラ色に染まったかと思うと、ものの2、3分で日が昇る。しかも、初代いおすきすが激しく勝手に色調補正しまくってる予感orz

朝食後、涸沢小屋のテラスへお散歩に行き、コーヒー+ソフトクリーム、あげもち、おはぎ等々の罠にはまる。

9時過ぎに下山開始、名残惜しい…と言いつつ下りは速いw1時間半くらいで本谷橋着。
途中、本日の目標である、“すれ違う人に「行ってらっしゃい」または「もう少しですよ」と言うw”を地味にクリアw
さらに、本日のメインイベントに向けて、横尾を目指す。

それにしても、さすが紅葉シーズンの土曜日、上がってくる人の多いこと多いこと。こりゃあ貸しテントを連泊で押さえられないワケですね。
天気もいいので(翌日は下り坂の予報ではあるけど)みんな楽しそう。
途中、ネ申がノリのいいおじちゃんに「あれぇ、どっかで会ったことない?」とナンパwされる一幕あり。一瞬マジメに考え込むネ申www

そして横尾大橋のたもとにて、本日のやーまばー!
おばあちゃんプロデョーヌ・かまんべいるのフォンデュ登場!!!!!
シュラフをレンタルにしてまで、食材を担ぎ上げてくれたおばあちゃん(ちょっと違)、さすがはチーズ溶かして80年!

十字に切れ目を入れたかまんべいるをコッヘルに入れ、白ワインを注ぎ、ぐつぐつ溶かして、あとはフリーダムにバゲットやらウインナやらプチトマトやらで堪能!
和のテイストを巧みに取り入れた、チーちく(ちくわ)が意外なヒット。
そして、ネ申の怒りに触れたニンジン(ネ申は火の通ったニンジンがお嫌い)が、つるりぬるりと箸をすり抜けて地面に落ちまくったのであった。

腹一杯に食べたそばから、次のごほうび目指して、林道をひたすら歩く。
明神に着いた時点で、どーーーしても五千尺ホテルのウォシュレットが使いたくなりw皆さんにことわって、ひとりトランザムモードに突入。明神〜河童橋の標準タイム1時間を遙かに上回る30分で踏破。

五千尺ホテルで、マロンケーキとコーヒーケーキをおばあちゃんと半分こし、沢渡駐車場の足湯でくつろぎ、さらに、ひらゆの森で汗を流した後、飛騨牛のバラとロースの焼肉定食を堪能。
やーーーー今日も盛りだくさんで楽しい1日でござった。

2日目夜、さすがに全身がギシギシ言い出して、これは遂に筋肉痛が来るのか…と戦々恐々としていたけれど、結局ほとんど筋肉痛は出ず。
うーん何だ、結局あんま身体使ってないワケ?

ということで、お世話になりました皆さま、本当にどうもありがとうございました!

●写真はふりっかでドゾ。

ヤマレコ

【散歩部】北八ヶ岳・北横岳 20100905

, 散歩 【散歩部】北八ヶ岳・北横岳 20100905 はコメントを受け付けていません


お達者倶楽部夏の陣・第2日目でございます。また長文。お覚悟。

お達者倶楽部の朝は早い…6時頃起きると既にカラの布団2組w 
各自風呂、散策(保養所敷地内に遊歩道!)、マッサージチェアなど楽しみ、朝から湯豆腐&うどんに舌鼓を打ち、ピラタス蓼科ロープウェイ山麓駅へ。
ロープウェイが込んでるかと思たけど、先客は10数名で拍子抜け。ヨカタ。
おじさまの観光案内など聞きつつ7分間で山頂駅へ。
うーん、今日はちょっと周囲に雲がかかってて眺望なさそうです。残念。

山頂駅にて、麦草峠からトラバッてくるおばあちゃんと合流、いざ北横岳へ。
ロープウェイがガンガン人を運んでくるので、北横岳への登山道は大渋滞!!
でも、北横岳ヒュッテとか、北横岳山頂とかの各ポイントは、なぜかそんなに人がみっしりって感じでもなくて助かりました。
周囲が雲の下で何も見えないので、グレて火遊びwなどしていると、ちょっと雲間から他の峰々が覗く瞬間もありました。

ここでおばあちゃん&ゆったり団と別れ、トレラン&ネ申チームは亀甲池へ。
激坂です。距離1kmあまりで標高差445m。下りでヨカタよホントに。上ってくる3組くらいとすれ違いましたが、みんな超ゼーゼーしてた…。
すんごい長い下りをネ申とふたりで攻略しつつ、「本当にヤバい状況に陥ったとき、ヒトは『キャー!』というのか?」という考察をしておりました…w
結果:小滑り→「おうっ(野太い)」 マジ滑り→「キャー!(黄色め)」
推測:緊張すると声帯が絞られるのではないか? ←すごくどうでもいい

下っても下ってもなかなか亀甲池に着かないので、このときばかりはGPSか高度計が欲しいなと思いましたよ。
んで、やっと到着した亀甲池……むむむ、干上がってますが?
ここで早くもハイドレの飲料がなくなり、トレランチームも山小屋で炭酸飲料を補充したい!とのことだったので、そそくさと双子池に向けて出発。

緩やかなアップダウンを抜け、笹の香りが強くなってきたところで、双子池の雌池に到着。ああ、やっとちゃんと水が張ってる池ですよ!
山奥にひっそりたたずむ双子の池。エメラルドグリーンの水面には、周囲の針葉樹が鮮やかに写し取られていました。

が、双子池ヒュッテ、売店とかありませんよ…?
水も2km下の湧き水から汲んでくるそうで、蛇口に「有料」の木札が下がってたけど、人影が見えないので、募金箱に100えん入れて水もろたよ。

こっから先は林道です。車の轍あとを3kmほどてくてく。
のんびり歩ける道ですが、右側からの落石がハンパないようで、フェンスがめためたに壊れてるのが地味にコワイ。
つか「落石注意!」ったって、ホントに落ちてきたらよけられるもんなの?

途中、ネ申が何だかペースアップしたので、「ワシ遅い?」と訊いたところ、「足の五本指をよく使うように意識したらペースが上がった」とのご神託。
やー実はワシも昨日あたりから、足指をよく開いて歩くよう意識してたのよ。
足指を使ってないと親指の爪が巻いちゃう話などしつつ、雨池峠分岐へ。参考:激痛・転倒の真犯人!足のツメ変形の恐怖 ためしてガッテン※激痛巻き爪画像あり・閲覧注意!
しっかしワシら、しょもない話ばっかしてますなぁw
(楽しいのでまったくもって問題ないんだけどww)

雨池分岐から雨池峠へは、ほんの30分ほどですが急登。
よくある木の根と岩のコラボ坂をしばらく上がると、そのうち、地面から数十センチ突き出た岩の上を渡っていく感じになります。
次にどの岩を踏むか、ちょっとパズルっぽい。ボケ防止になりますか?

雨池峠から先は、風渡る気持ちの良い草原の木道を歩きます。
さやさやと揺れる草野原の中に、青い屋根の縞枯山荘が建っているさまは何とも牧歌的。お茶とかしたかったけど、もう16時だーザンネンー!

ということで、ピラタス蓼科スキー場の下りも断念して(ロープウェイから見る下りはけっこう強烈! 行かなくてヨカタよw)こけももソフトもスルーして、茅野市営「河童の湯」400えんに直行。
安いのに広めの露天や休憩スペースもあってグーな感じでありました。

帰路はもう少しで諏訪IC手前のモンベルに吸い込まれそうなのをガマンしつつ、八ヶ岳PAでカレーや松茸丼もとい舞茸丼(ネ申の誤爆)を食べ、危うく終電を逃しそうになった健太さんが奇跡のダッシュで終電乗車。
一方その頃おばあちゃんは双葉SAで爆睡、小仏トンネル渋滞を嫌ったi夫婦は上信越から関越回りで帰宅(!)などなど、諸々ありつつ、全員無事帰宅となりました。

いやー楽しかった。
ありがたいことにソコソコお天気にも恵まれて、2日間みっちり歩いたけど筋肉痛も膝痛も出なかったし、実に充実した山行でした。
ひとりもいいけど、みんなで歩くの楽しいなぁ。

同行の皆さんお疲れさま&ありがとー!
往復運転&保養所を取ってくれたネ申ご夫婦にもしみじみ御礼申し上げます。
そして、ルート諸々ホントに心配して色々アドバイスをくれた、散歩部部長のおじいちゃんにもスペシャルサンクスを!!

本日のメニュー:総歩数20,255歩
ピラタス蓼科ロープウェイ山麓駅→(7分)山頂駅→(45分)北横岳ヒュッテ→(30分)北横岳南峰→(5分)北横岳北峰→(50分)亀甲池→(30分)双子池→(50分)雨池峠分岐→(25分)雨池峠→(20分)山頂駅

●写真はふりっかでドゾ。

【散歩部】北八ヶ岳・にゅう 20100904

, 散歩 【散歩部】北八ヶ岳・にゅう 20100904 はコメントを受け付けていません


お達者倶楽部の面々で、北八ヶ岳に行ってまいりました。
1泊2日の第1日目は、苔むす原生林が素晴らしい白駒池〜ニュウを歩きます。
動画サイト見つけましたんで、よかったらドゾ。
山上の楽園 北八ヶ岳 白駒池と苔の森|事典tv

諏訪ICからR152を経てR299、通称メルヘン街道を麦草峠方面へ。
カーブを曲がるたびに、みるみる下がる車載温度計の表示気温!
23℃くらいまで下がったんじゃないかな…(あれ、17℃だった気も?)
おばあちゃん、これだけでもう満足だよ…(え

駐車場から、大層歩きやすい砂利道を10分あまり歩くと、白駒池の青い水面が見えてきます。
遊歩道の両側は、青々と苔むした原生林。むむむ素晴らしい。

青苔荘(せいたいそう・本日おばあちゃん1が宿泊する山小屋)を過ぎると、周囲の緑が一層濃くなります。
行路は木道で確保されているけど、植物や地衣類の静謐な世界にずかずかと踏み込んで行くようで、何だかとても申し訳ない気分。
苔のじゅうたんは見るからにふかふかで、厚み=年月の重なりを感じさせます。

…。
山歩きの最中って、色んな考えが脈絡もなく浮かんできたりすんですけど、こういう「あるがままの美しさ」を目の当たりにして心が揺さぶられると、ボーッと気ままに暮らしてて、おそらくまったく社会の役に立ってない自分でも、まぁいつか何かの役に立ったり、誰かの心に響いたりするのかもしれないなーと、思えたりするのでした。

木道を進みますと、パッと視界が開けて白駒湿原に出ます。
ちょっと広い畑くらいの規模ですが(失礼)、実はココ、ワタスゲが群生してるらしいよorz(綿毛の季節は6〜8月)

ここから先は上り。木の根と苔むした岩の合間を縫って頑張っていくと、だんだん頭上の木々の丈が低くなっていき、やがてポカッと稜線に出ます。
そっから左を向くとニュウ山頂。山頂だけちっと岩場。
正面には山と街と富士山(!)を臨む、晴れ晴れとした景色が広がります。
さらに、ニュウ山頂からは360°のパノラマ! うっひょ〜w
南側は切り立った崖なんで、ややビビりつつも小一時間小休止。

ニュウ山頂でやっとケータイ(FOMA)のアンテナが立ったので写真などうp。
そういえば、車中の「スキーやってるヒトがドキュモじゃないなんてアリエナーイ」発言の直後、白駒池入口駐車場でauが「バリ2」((c)ネ申)に対し、FOMA圏外でイキナリ平謝り、という悲しいお知らせもございました…。

ニュウからニュウ分岐までは、比較的緩やかな尾根道です。
で、ニュウ分岐から中山までは、けっこうな岩場の急登アリ。
手持ちの『ヤマケイアルペンガイド』には逆回りのコースが載ってたけど、穏やかな尾根道は上りに使いたいし、中山→ニュウ分岐はたぶん要クライムダウン。
ちなみに、中山展望台まで行っちゃうと、東側の眺望がなくなるので、縞枯れが美しい稲子岳の眺めは、中山までの上りの間に振り返って楽しむべし!

中山展望台で、後発隊が高見石に向かっているというメールが入ったので(ケータイってホント便利なな〜)ゴゴッと高見石に向かって下ります。
基本、下りは苦手意識があるんですが、「小股で体重移動を少なめにすれば、ミス(滑ったり)は次の一歩でフォローできる」ことが身に付いてきた感じ。
スキーでコブ斜面滑ってるときと似てるのねん。
が、油断は禁物なので、今後も気を引き締めていこうと思っておりますハイ。

高見石小屋でとうきびを喰らうおばあちゃん達と合流。
が、その後ろに聳える高見石に唖然。何この岩場!!「ペンキ印を辿って岩場を渡る」ってこういうことか……ヒーーー!
あまりにも動揺していたようで、高見石全景の写真を撮っておりません…orz
(なので、ご興味のある向きは画像検索してけろ……)
同行者曰く「普段と明らかに動きが違って」キョドってたそうですトホホホホ。
下りに続き、新しい苦手種目が登場しました…クリアできる日は来るのだろうか…

高見石からはガツガツと下って再び白駒池へ。
西側の遊歩道は池にほど近く、水面を渡る穏やかな午後の空気を満喫。
途中で青苔荘に向かうおばあちゃんと別れ、駐車場でごほうびのアイスを食して、コンビニを探してウロウロした挙げ句仕方なく土産物屋でパンやカップ麺をゲット、マイミクさんとこの保養所(いいとこであった)に向かったのでありました。

ビール→風呂→食事→マッサージチェア(無料!)→21時撃沈w

本日のメニュー:総歩数19,255歩
白駒池入口(駐車場500円)→(15分)白駒池→(35分)白駒湿原→(1:15分)→ニュウ→(55分)ニュウ分岐→(30分)中山展望台→(40分)高見石→(30分)白駒荘→(20分)白駒池入口

●写真はふりっかでドゾ。

【散歩部自主練】中央アルプス・三ノ沢岳

, 散歩 【散歩部自主練】中央アルプス・三ノ沢岳 はコメントを受け付けていません


☆ようコウ☆さん(ネ申)と匙コウの“コウず”で自主練に行って参りました。
(註:“コウ”は柴咲コウの“コウ”。参照:JACCSカードのサイト
ホントは1泊して北横岳とかも付けたかったけど、天気予報が思わしくないので泣く泣く日帰り。

2時45分に横浜を出発し、ネ申にがしがし運転してもらって、駒ヶ根ICから5分の菅の台バスセンターに6時着。

ちょ、どピーカンだよ天気予報のウソツキーーーーーー(゚∀゚)

ものっそい細くて急勾配な道をガシガシ上がっていくバスに揺られ、標高1000m近くをイッキに上がるロープウェイを降りれば、そこはもうおいでませ楽園! ←早くも日本語崩壊

が、せっかく晴れてるので苦行足を伸ばしますよ。

チームお花畑やチーム木曽駒ーずを横目に、千畳敷カールの南面を上り、極楽平→三ノ沢分岐→三ノ沢岳(2,847m)を目指します!
だって単独峰で空いてるから!! ←そんな理由かw

三ノ沢分岐から一旦下って、鞍部を2つやり過ごして、さらに上って頂上というドMな行程の上、木曽駒と南駒・空木という有名どころに両側を囲まれてるので、いつも結構空いてるみたいですよ…で、上記の立地なので眺めはサイコー。
ちなみに本日のお客様は、写真に写ってるおじさまとおねえさんと我々のみ!

歩くごとに風景が次から次へと目まぐるしく移り変わっていくので、しょっちゅう立ち止まらずにはいられませんでした。
よって行きは2時間もかかっちゃったw

そして、最後の尾根道を頑張って上って、山頂を巻くと、そこには……。
高山植物の咲き乱れるプライベートお花畑が!!!
普段お花にはまったく興味のない“コウず”ですが、この愛らしい花園が目に飛び込んできたときばかりは、感嘆の声を上げての大喜び!!

ぐるりの絶景を堪能しつつ、山頂で賞味期限切れwのおにぎりを食べているうちに雲がどんどん増えてきたので、お湯は沸かさず初心者は早々に退散しました。

東側の、ずーーっと下ったとこにある沢から、涼やかな音が常に聞こえていて、西側からは始終爽やかな涼風が吹き上げてきて、道中ホント気持ちよかったです。
(でも、どピーカンなので日差しが暑かったけど)

感動的とさえ言える登山?経験をさせてもらって、三ノ沢分岐に戻ったときに、思わずふたりで「ありがとうございました!」と三ノ沢岳に向かって頭を下げたことでした。

千畳敷に下りる頃には、空に薄雲がかかり始めました。
花は散々堪能したし、もういいかwということで、ロープウェイが込み始める前にと、14時のロープウェイでさっさと下りてきちゃいました。
山頂駅で売ってる、すずらん牛乳で作ったソフトクリーム、うまかったです。

帰りに「こぶしの湯」でひとっ風呂、休憩所がなくてストレッチできないけど、露天から南ア連峰が見える、いいお湯でございました。

中央道・小仏トンネルの25km渋滞にぶつかり、談合坂で解消待ちをしたりしましたが、概ね順調に、至極楽しく遊んで帰って参りました。
全行程を運転してくれたネ申さまホントありがとう!

本日のポイント:
・朝イチの洗礼:ふたり揃ってバス並び中にブヨに刺された
(ちょ、ネ申、コレ蚊じゃなくてブヨだよ!ステロイド軟膏が効くって!)

・枝々アタック:ハイマツの枝が登山道に突き出してて太ももにアザ
・ンコ注意報:掴みたい岩の上に野生動物のンコがしてある
・挑まれている(岩に):両手両足+膝、尻等を使わないとクリアできない岩場
・手ぬぐいタオル最強説
・日焼け止め、マメ、ゼッタイ。

●写真はコチラ

●ネ申が撮り給いし写真(thx!)

« Previous Entries Next Entries »