映画『この世界の片隅に』


お友達の名前をエンドロールで探しましたが、無理でした。はぁ〜(すずさん風

戦争の中でも、人々の日々の暮らしは続いてゆく。
だからこそ、戦争は本当にイヤだよなぁと実感させられる内容でした。
基本はほのぼのと笑わせてくれる映画なのだけれど、終盤は⚪︎年×月という表示がされるたびに、これから起こるであろうことが予想できて、悲しくなってしまう。
そして、観ているうちに、どんどんすずさんの目線に同調してしまって、山の向こうに急に現れた爆撃機に、ほかの戦争映画では感じたことのない恐怖を覚えました。
ラストも、様々な悲しい予感と、未来への希望がないまぜに描かれていて、どんなことがあっても、人は笑って明日へ向かえる…のかな……?と、とにかく笑って生きていこう!と思わせてくれる映画でした。

主演ののんちゃんは、最初だけ「ああ、のんちゃんの声だよね〜」と思っちゃうけど、そのうちぜんぜん気にならなくなる、というか、見終わるとコレのんちゃん以外ありえないでしょーという感じです。怪演。

そんなワケで帰りがけに原作マンガを買い込み、読み返しては地味にニヤニヤしとるんじゃ。


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