今年も大曲の花火を楽しんでまいりました。
7月23日の豪雨被害に加え、前々日にも豪雨が降り、桟敷と打上会場のある河川敷が冠水(涙)。これは中止も止むなし…と思っていましたが、地元の皆さん、花火師の皆さんが夜を徹して作業してくださった結果、みごと開催日当日の朝6時に開催決定!
撮った写真の再現性の低さに絶望しましたが、まぁ相変わらずの物凄さだったとご想像ください。
音楽に合わせて花火を打ち上げる創造花火、今年はいつにも増して構成力、独創性に富んでいたように思います。準優勝の野村の花火は予想を超える「むすんでひらいて」でビックリさせてくれたし、曲ではなくせせらぎの水音に合わせて蛍に見立てた緑の火玉をスッと流すところから始まり、最後は蛍の大乱舞に持って行った伊那火工の優勝は、見ている方にも納得のいく結果でした。
たくさんの人の思いがこもった花火は、ただ美しくて切なくて、この夏に逝った友人と一度だけ一緒に見た大曲の花火が思い出されて、夜空に響くスタレビ要さんの歌声と(いや『木蘭の涙』はズルいだろホントに)、刹那に消えるこの大きな花束が、空の上にも届くといいのにと思ったりしたのでした。
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